国東半島【旅行】定期観光バスで観光してみた

こんにちは。うしです。

大分県の国東半島を定期観光バスで両親と観光してきました。
面白かったので、記事にしてみます。主観オンリー

国東半島を観光するきっかけについてはこちらの記事からどうぞ。

国東半島の定期観光バス

大分交通という会社が企画運営している定期観光バス。
別府やそのほかの大分県への観光に行った際のオプショナルツアーとして、自分の旅行プランに組み込むことができます。サイトはこちら。

大分交通の定期観光バスの2種

1.国東(くにさき)半島 史跡めぐり

■運行日
毎日運航

■ルート
大分駅前8:50→別府駅前9:15→別府北浜9:20→別府交通センター9:25→日出9:40→宇佐駅前10:15→【宇佐神宮(50分)→富貴寺(国宝)(60分)→真木大堂(20分)→熊野磨崖仏(55分)→財前墓地(車窓見学)→両子寺(35分)】→大分空港16:00→別府交通センター16:55→別府北浜17:00→別府駅前17:05→大分駅前17:30

■料金
食事代除く、拝観料を含む。記念品月付

乗車地 降車地 大分駅前 別府駅前 大分空港
大分駅前 大人 ¥5,650 ¥5,450 ¥4,500
小児 ¥2,950 ¥2,850 ¥2,380
別府駅前 大人 ¥5,450 ¥5,050 ¥4,150
小児 ¥2,850 ¥2,650 ¥2,200
宇佐駅前 大人 ¥4,400 ¥4,050 ¥3,050
小児 ¥2,330 ¥2,150 ¥1,650

2.景勝 耶馬溪(やばけい)めぐり

■運行日
日祝日運行 10月は土日祝運行、11月は毎日運航※12/28~1/4は運休

■ルート
大分駅前8:45→別府駅前9:10→別府北浜9:15→別府交通センター9:20→宇佐別府道路→中津駅前10:25→【福沢旧居(20分)→青の同門(20分)→羅漢寺(65分)→耶馬溪ダム湖(車窓見学)→深耶馬溪(20分)→県立歴史博物館(40分)】→宇佐駅前(16:05)→別府交通センター16:55→別府北浜17:00→別府駅前17:05→大分駅前17:30

■料金
食事代を除く・拝観料を含む。記念品付き

乗車地 降車地 大分駅前 別府駅前 中津駅前
大分駅前 大人 ¥5,750 ¥5,550 ¥4,850
小児 ¥2,950 ¥2,850 ¥2,500
別府駅前 大人 ¥5,550 ¥5,500 ¥4,750
小児 ¥2,850 ¥2,830 ¥2,450
中津駅前 大人 ¥4,850 ¥4,750 ¥3,450
小児 ¥2,500 ¥2,450 ¥1,800

いずれも予約制ですが、当日空席があれば乗車できます。今回は国東半島の史跡めぐりをしましたので、そちらをご紹介します。

出典―大分交通定期観光バス

国東半島史跡めぐり

宇佐駅前で待っていると、大型観光バスが現れました。
宇佐駅のロータリーのところに掘立小屋のようなバス停があり、そこに「国東半島史跡めぐり」の看板があるので、そこで待ちましょう。

私たち親子しか、宇佐から乗る人がいませんでした。
すでに大分や別府から乗車されている方ばかりでしたが、満席ということもなくバスの席3分の1強ぐらいのお客さんしかいませんでした。時期的に11月の平日、紅葉シーズンでもない時に行ったので、なおさらでしょうね。

バスガイドさんは、元気なおばちゃんで、さくさくばりばり、テキパキと案内をしてくれました。この観光バスは昼を挟んでのツアーになるのですが、食事代は1,080円(当時そのくらいだった気がする。)を払えば、富貴寺の近くの定食屋さんで定食を食べられます。むしろ、払わなければ、食べるところがありませんので、選択肢はないといっても過言ではない。

宇佐神宮

国宝・宇佐神宮。滞在時間50分。
聖武天皇が725年に創建。全国4万余の八幡宮の総本社。社殿は古い神社本殿の一形式を伝え、「八幡造」と呼ばれ国宝に指定されています。

滞在時間、50分。長い・・ことは一切ない。
むしろ短い。
こちらの神宮。広いです。ちょっとした山登りになります。
本殿に行って帰るのはちょっと速足でなければなりません。


森に入り、山を登った先に本殿があります。
宇佐神宮は、本殿に行くまでの森に神秘を感じます。
大木が織りなす、新鮮な空気、ざわめきと静謐。
浮世を離れる感じがします。

色々と思い悩み、肩に悩みがずっしり乗っていた時期でしたが
本殿へいき、帰ってまでに、その方がすごく軽くなっていました。
パワースポットって眉唾っぽく感じているのですが
ガチを体験したのは、初めてだったかもしれません。

別の機会に再び宇佐神宮に行くことがあったのですが、同じことが私に起きたので
ものすごく相性がいいのだと思いました。何度も行きたい。
※別の機会では夫といったのですが、いいところで好きだが、憑き物が落ちるような実感はないといっていたので、相性だと、本当に思います。

本殿の前にある大木を親も私も気に入り、手を当てて、何かをいただいた感じになりました。

宇佐神宮のウェブサイト

富貴寺

現存する九州最古の木造建築である大堂。国宝。
この日は雨が少し降っていたのでバスガイドさんから厳重注意がありました。

寺のすぐ近く、石を使ったの道や溝の部分があるが、飛び移ったら滑って転ぶとのこと。
以前、骨を折った人がいたからほんと、気を付けて!

ということで、気を付けていきました。
歴史ある寺で、中には住職さんがいらっしゃり色々話してくれるらしいのですが
この日、すごく前のお客さんと話しこまれていたので、我々ツアー民は見学してすごすご帰ってしまいました。

寺の中には仏像、石像、壁画などありました。
なんとなく、奪衣婆座像あたりからじっとりと視線を感じます。石像にガンを飛ばされている感じがする、雰囲気のある寺でした。パンフレットから一部抜粋。

ここでは、60分滞在時間がありますが
食事も含まれます。
食事は、2種類から選べます。まぁ、おいしいかな。


お土産も貰いました。
小さな「孫の手」でした。

真木大堂

でかい!
不動明王、阿弥陀如来坐像、四天王立像、大威徳明王。
みんなでかい!
迫力がすごい。
写真でみるより存在感が圧倒的。

写真撮られないので、パンフレットから抜粋。

ガラスによって隔てられていますが、迫力のある像を見ることができます。
今まで人生で見てきた、像の中でも5本の指に入るくらいの、すごい迫力と色気を感じる像。
魅入られる。生きているような感じだ。

いや、イケメン(?)ばっかりですよ。
そんなに、像に興味がある方ではないのですが
これは、なんというか、恋したような気がします。感動しますよ。
惚れちまったら、20分の滞在時間なんて、あっという間。短!と思いました。

それはそうと、個々の駐車場で地元の人が直売をしているのですが
バスガイドさんがおすすめしてくれた、高菜漬けを購入しました。
高菜チャーハンを推し推ししてきたので、聞いたレシピで作ったら、びっくりするほど美味しかったです。びっくりするほど!
ごま油でちりめん、高菜、卵を混ぜ混ぜしたごはんを炒めて、仕上げに醤油をじゃっと回しかける。簡単食。こどもも踊り食いです。

また食べたいなぁ。買った方がいいですよ。高菜!

熊野磨崖仏

これを、楽しみにしていた。
楽しみにしていたのですが、予想より感動しました。

この写真の道は序の口の序にも入ってない。
たどり着くまでが険しい。
途中で、あきらめるバス仲間のおばあちゃん。

脱落者がでるほどの険しい山道。
バスの仲間たちと励ましあい上っていると

爆走しながら降りてくる男子高校生。走ってやがる。トレイルラ-ン。マネしたいよ!

雨が降った後の、足元が悪い中、やっとたどり着いたら
薄い靄のなかに、静かに鎮座する巨大な磨崖仏2体。雄大、荘厳。

不動明王、大日如来。

ありがたやーありがたやーという気持ちに少しなります。
写真でとると、なんか、イマイチ素敵さが伝わらない。それが熊野磨崖仏。

とりあえず、足腰があまり衰えてない人向きです。
私の父はあまり体力も足腰も少し弱くなってきた70歳ですが、登れたので、
日常生活でそこそこ歩いたり、階段を使える人だったら行けると思いますよ。
動きやすい服装と靴が基本です。

見学時間も丁度良かったように思います。

財前墓地(車窓見学)

すみません。寝ていました。
バスガイドさんが突っ込むほどに寝ていました。
財前直美さんの親戚とかなんとかなんとか。なんとか・・・わかりません。

両子寺

広いなー。
ポスターなどでおそらく見たことがある仁王門。
イケメンな仁王様と写真を撮ればインスタ映え間違えなし。

時間が35分しかなかったので、散歩する感じでした。


護摩堂での住職の語り口の軽やかさに商魂を感じます。
お寺も企業努力が必要の時世でございます。
パンフレットにも情報が上手に載せていて、分かりやすくて好感が持てます。
そして、銭のニオイがするお守りが売りまくり。金持ちになれるかもしれん。

色々見どころがあるのでしょうが、護摩堂周辺しか行けなかったので、
その周辺にあった、小さな像が面白くて、そのイメージしか残っていない。

なんか、戦いの前みたいでかっこいいでしょ。

まとめ

初めて行くところに、バスガイドのレクチャーと共に赴くのは
自分が調べるより、端的にそこの魅力を知ることができるので、すごく充実していると思いました。
一つ問題があるとすれば

時間に縛られること。

ちょっと忙しいのですよね。
じっくり見てみたいところを後ろ髪引かれる感じでさよならしなければならないです。

とはいえ、宇佐神宮などは気に入りすぎたのと立地がいいこともあり、再び訪れています。
後ろ髪を惹かれるからこその、再訪への希望につながるのでしょうね。

大分へ行かれたら、おすすめします。国東半島。