こんにちは。うしです。
先日、広島県東広島市にある【仙石庭園】に行ってきました。
思いのほか、ダイナミックで、感動しましたよ。
庭園って言っても、敷居が高い感じがしないところなんです。
でもきちんと手入れされていて、浮世からの隔絶空間を楽しめる。
子ども連れて行ったのですが、かなり楽しんでくれました。
場所
車で西条インターからがいいかな。
最寄駅はJR山陽本線西条駅及び西高屋駅ですが、徒歩では、気軽にはいけへんよ。
西条駅や広島駅から無料シャトルバスが出ているそうです。
詳しくはこちらから。
なりたち
仙石庭園は、広島県東広島市在住の医師 山名征三氏が20年あまりの歳月をかけて、私財を投じ造営した石庭。石にとららわれた医師。うわっ、すみません。
日本庭園の形式にとらわれず、独自の感性で特異空間を創造。全国各地から集めまくった、奇石、巨石、色彩豊かな石、姿美しい石を個石、組石で配置。湖、富士山、滝、ほんと、なんていうか、別世界。
山名氏のセンスが爆発。やりきっています。日本の中でも唯一の石の庭園とのこと。
料金
高校生以上700円
中学生まで無料ってすごいな!
年間パスがあって、2,000円
3回行ったら元取れますやん!
期待を裏切ってくるスタイル
はい。実際に行くまで、石ってどうなん。所詮石ですやん。と思っていましたよ。
田舎に個人が作った庭なんて、大して期待できないかな、と思ってましたよ。
とんでもない。
期待を裏切ってくれます。いい意味で。
あ、ちゃんとしてる!
え、広くない?
すごくない?!
中に入ると360度、全部素敵景色。京都の清水の舞台から桜を見降ろした時のぞくぞく感に似ています。創った人の理想と魂と愛が自分の中に流れ込んでくるようです。
ピクニックにも最適
石のテーブルとイスが各所に設置されています。
あ、弁当車の中や!がーん。車の中や。あああ。ここで食べたら贅沢やった。
弁当持参を推奨します。ピクニックであります。テーブルの下には木のランチョンマットが置いてあり、テーブルが若干がたがたでも大丈夫なようにしてあり、気を使ってました。
てかね、こんな素敵なテーブルとイス一般の家庭にはほとんどないからね。
贅沢だわ。
この断面。磨きのすばらしさ。うしの血圧上昇。大興奮。すりすりしたい。
一人だったら、甞めるように30分以上観ることができる。スケッチしまくると思う。
こっちもイケメンやで。
石をイケメンだと思ったのは久しぶりだぜ。城崎温泉の玄武洞とかもイケメンよね。たまらんよね。・・・大体同意されないけどね。もともと石垣とかも好きだしね。
弘前城とか熊本城とか、大阪城とか石!最高!!石垣!!弘前特に好き。なんでか知らんが、すごい好き。
滝がある
滝も有りますぜ!15メートル。どーどーん!
実際見た方が圧巻です。写真じゃ出ませんでした。すごさが。
ばばーーーん。
なんという、マイナスイオン。
たまりません。
ここ、人も少ないので、本当にまったり過ごせる。
いや、運営されてる方からすると俄然、客が多い方がいいに決まっているのですがね。
広さもすごく丁度いい。高低差もほどほどなので、2歳児でも子どもが自力で楽しめる。池ポチャとかいろいろなリスクはもちろんあるので、目は放せないけど。
私はぽやっとしてたら、子どもが一瞬で消えたから、はらはらしましたよ。滝の近くの水の湧くところで、湧いている水をつまんできゃっきゃしてましたわ。
ええ、びしょぬれでしたよ。
石と水は相性がいいですよね。
ほら「水も滴るいい男」的な。
おっと、イケてる石=イケメンを推すばばあが通りましたね。
そんで、石にはコケとかシダとかのオプションがつくと、また、それも美しいのですよ。
コケやシダ自体が美しいので、相乗効果がたまらん。
完璧にわたしの趣向にどストライクな仙石庭園。
雨の日にも行きたいなぁ。絶対石の表情変わってきますもんね。
鯉がいる
庭園の中央にある、大きな池には錦鯉がいて餌(100円)をやれる。
がっつく鯉に子どもは大興奮ですよ。わたしは、子どもの頃、鯉の口に足の指をハムハムされたことがあり、その時の感覚を思い出して、鯉を見るたびにむずむずします。嫌いってわけじゃないけど。むしろ好きだけど。むずむず。
室内展示もある
庭園の横には、様々な宝石などが展示しているところがありました。アメジストとか、水晶とか。黄色い水晶ってすんごいきれいなんだね。巨大な黄色い水晶初めて見ました。
中は広くはないですが、完璧に素晴らしい原石やら、水晶やらなんやらかんやらがありました。
が、2歳児脱走し早々に撤退。
もっと見たかったわ。
脱走した次男は建物の前にある、水場を堪能していました。
やっぱりびしょびしょか。
・・・蟹がじつに、かわいい。
まとめ
とりあえず、自然が好きだったりする人は行って損はまったくしないと思いますよ。とても気持ちいいところです。
石の面白さ、美しさに引き込まれます。美しさとは、かくも魅力的なものかと思わされた、そんな幸せな時間を過ごすことができました。