山陰ディスティネーション始まったので、ちょっと松江に子どもと【特急やくも】に乗って行ってみた1

どうも、うしです。
電車の旅はまあまあ好きですが
山陰には車でしか行ったことがありません。
なので、特急【やくも】山陰ディスティネーション臨時号に乗って子どもといってみました。松江まで。

広島に住んでいるので山陰へ行くには、車が楽です。楽しいところが分散しているのと、鉄道の便数が少ないことなどを考えれば、車一択です。
広島から新幹線で岡山まで行って、特急に乗って山陰の松江まで行くと大体3時間半。家から、車で松江までなら、3時間半超えるかね。休み休み行ったら。
あんまり、時間の部分では、長短はないです。長時間の運転がつらくて、目的地が決まっていれば、列車で行ってもいいかもしれません。あれこれ行きたいのであれば、列車後レンタカーなど、車利用するのが楽しいと思います。

移動費的なところでは
夫と子ども×2、うしであれば、列車代金よりは、車の方が、若干お安いです。
というのも、うしの住んでいるところから利用できる尾道松江線(中国やまなみ街道)は三刀屋木次IC~松江玉造IC間と尾道北IC~尾道JCT間を除いて、無料だからです。
ガソリン代を考慮しても、自由席で往復するよりは安くなります。
ありがとう、尾道松江線。

また、列車に乗るにあたって、一番の心配事があります。

こどもと列車に乗るのが怖い

子ども、子どもなんですよ。
列車という密室の中で
4才と2才の元気モリモリの暴れん坊と共に過ごすのが苦痛すぎます。
座ってられませんもの。
大冒険しちゃうもの。
あきちゃうもの。
叫んじゃうもの。
10キロオーバーを抱っこして鎮めるの、無理だもの。
てか、鎮まらないもの。冒険心が爆発してるもの。
特に2才、無理。
「静かにしてようねー」と事前に何回も言って
「はーい」と元気に返事してくれますが、もちろん、その時になれば忘れます。

もう、おかーさん泣いちゃうよーー。
あるいは、キレちゃうよーーー。

1時間以内なら何とかなります。
しかし、岡山からの【特急やくも】、2時間越えの密室になります。
しかも今回はディスティネーション特別臨時号に乗り込んでるもの、普通のやくもが2時間越えのところ、3時間40分・・・
・・・そこまで、苦しんで電車に乗りたくはない。
ほんと、つらい。子どももつらいでしょうね。

列車全然いいとこないじゃん。いや、そんなことない。

確かに、そうかもしれませんが、列車にはロマンが詰まってるからね。
嫌いにはなれないですよね。
お酒も飲めちゃうしね。
駅弁にわくわくしちゃうしね。
なにより、息子たちは列車大好きです。
とんでもなく好きです。
だから見たいのです。乗りたいのです。
また、どうしても列車に乗らなくてはならない場合があるかもしれなかったら
事前に経験していると親も子も少しは様子がわかるし、ルールも教えやすくなります。
そして将来、子どもたちが列車に乗るときに、馴染みあるものとしてマナーよく乗ることができるようになるためには、小さいころから親しんだ方がよいかと思います。経験を積ませていきたい親心爆発で乗りたい部分が大きいですね。
大迷惑にならない程度に。

まぁ、今回計画している旅は
母一人で行くところを夫が暴れん坊2人と過ごすのには
疲労物質が溜まりすぎているように見受けたのもあり
4才と一緒に旅をしてみようかとふと思ったのがきっかけでした。
一対一で子どもと遊ぶと、子どもも大人も過ごしやすい気ですね。
そして、夫と2才は車で松江まで行き、現地合流して、帰りは温泉入ったりしながら、車で遊び遊び帰るという戦法をとりました。
「新幹線と特急で陽動をかける、お主は車で山中から急襲し、松江の城を落とすのじゃ!」と夫に言ったら、喜んで来てくれました。さすが、信長の野望好きなだけあるな。

結論として息子はとてもいい子で列車に乗ることができました

すごい、4才。
4時間弱、乗り切りました。
乗り切った方法として

1.近くに座っていた、おにいちゃんやおじさんとほどよく仲良くなる

2.途中飽きちゃったら、スマホに用意していたお遊びアプリ一緒に遊ぶ

3.カーブの際には、先頭車両が窓から見ることをアピール(乗りながら見鉄)

4.自然現象を発見遊びにする。クイズ形式で。
※山陽山陰の切れ目として川の流れの方向が変わったのを気づかせたり、風に束びく稲の擬音を表現してもらう。「風、びゅわわわー」

5.車窓に道路があれば車と追いかけっこしたり、かっこいい車を見つける。

6.岡山で大量の電車の動画(アンパンマン列車やマリンライナーなど広島にはない列車)を撮影していたので、「今日見た列車の復習」ということで、列車動画祭り。

7.会話を楽しむ
※最近すきな子、おる?みないな・・・セクハラか!

8.1週間前から列車に乗るときはどうするんだっけ?とルールをクイズ形式で理解させる。行きたいかをちゃんと聞いた上でルールを理解させると効果的。

など。会話が成立する4才と1対1だと、割と余裕でした。おもちゃも買わず、絵本も買わずに何とかなるもんなんですね。気分的な準備は本当に大事なので、子どもと一緒にイメージトレーニングを繰り返し行い、実践することが今回の素敵な旅につながったと思います。
旅は成長を感じることができ、本当に素敵だな、と実感しました。
また、行ってみよう。

ちなみに、夫も次男との二人旅は結構二人とも楽しんだらしく、かつ、ものすごく早く着いたので、宍道湖の近くでふらふらしたり、していたらしい。
「なんか、すごいドライブも楽しそうだったよ、城も落としといた!」とのこと。
やっぱり、1対1は最高ですな。

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