【まんが】うし、マンガというか、イラストを描こうかと。

どうも、うしです。
絵を描くことがすごい好きなのに、そのことをほったらかして社会人になってしまいましたような、そうでないような。なんで、描かなくなったのでしょうかねぇ。
せつないねぇ。

小さなころから、絵を描くのは好きでした。しかし、下手、というか、独特な雰囲気で、母曰く、「大丈夫かしら、この子」と思うようなものを描いていたそうです。当時の絵を見てみると、こんな感じでした。今手元にないのでそれ自体をアップできませんが。


たしか、運動会のことを描いたような記憶があります。
運動会で、走っている人の足がすごい印象的で、上部に足ばかり描いていて、上半身も描かないといけないと思い、下の方に描いたんですよ。なんの違和感なく、達成感を持って描き終わったところ、なんか先生、微妙な顔してました。
そら、体が真っ二つじゃぁね。しかも、顔、青クレヨンなんだぜ。どんなチアノーゼや。
二つ上の姉が基本的に優等生で、絵も上手だし、頭もよかったし、竹馬も乗れたし、友人関係もうまいことしていた。
一方、うしは、結構なアンポンタンだったので、そんな姉がうらやましくて、そして好きすぎて姉のマネをしたり、姉の言うことをすべて信じて、そして付きまとっていたので、あんまり開拓精神や向上心がなく、満足感もあんまり得られない感じの子ども時代を過ごしたように思います。しかし、絵のことだけは、自分の好きに描いて、満足できる時間でした。その時間や行為を汚された時に、猛烈に腹の底から怒りの感情が湧きあがった記憶が残っているので、絵を描くことを愛していたのだと思います。
下手だけど。
だから、毎日毎日何かしらの絵を描いて成長していきました。

なので、大学生の頃までよく絵を描いていました。なぜか美術部とかには入らないんですけどね。一回デッサン習いに行ったのに、やめてしまったりしているし、絵を描くことは好きだけど、グループに帰属することが、怖いのです。なんとなく居心地が悪い。教えてもらう方が上達するのは絶対なのはわかっているのですが、自分でそれを開拓していきたいという、なんだか捻くれ侍が棲んでいたり、結局はケチをつけられるんじゃないかとビビりまくっているという、トホホなプライドが邪魔をしていたのかもしれません。
社会人になったら、新卒後は素晴らしいほどのブラック会社に勤めていたので絵なんて描いている元気がなくなり、、、と思いきや、同僚のノートパソコンの間に友人が外回りに行っている隙に変な絵を描いて入れたりして、友人帰社後びっくりニヤッとさせたらこっちもニヤってして遊んでたりしました。ちゃんと描いてない、気合を入れて描けなくても、絵を忘れなかった。立派な気晴らしになっていたのでした。

ニートをしていた際は、やめてました。できなかった。何も。なんか、描いていた気がするのですが、ニコニコ動画ばかり見ていた気がします。それまで見たことなかったので、世の中にはすんげぇ人や訳わからん人(褒)がいっぱいいるなぁと感心したものです。

転職した後は、また、何かを描きだした。
そして、ほとんど、描かなくなった。
結婚後に。
夫はヲタク臭がひどいので、うしのヲタクっぽさをたぶん受け入れてくれるのですが、人見知りなうしは、それを許さず、こそこそ、自分の描きたいものを隠して、でも隠せるほどの部屋もなく、結局心の中にしまっていってしまいました。
時々は出していたのだっけ?とりあえず、見合いでしたし、よく知らない人(笑)との生活に慣れるのに精いっぱいでしたし、仕事の営業所も変わってしまったし、慣れないことがいっぱいでした。

そしてついに描かなくなった。
出産後に。
おむつにアンパンマンしか、描いてないよ。(喜ぶからね)
出産で、家事、育児、仕事、不整脈。キャパを超えた。ちっさいキャパだから、すぐ超える。頭がグルグルしている。あれしなきゃ、子ども泣いてる、ご飯作んなきゃ、あーあ、すんごいこぼしてる、掃除しなきゃ、着替えさせなきゃ、風呂風呂風呂。あれもしとかなきゃ、あしたの仕事はあれとあれをやって、そういえば、あのお客さん、もしかして、あれじゃまずかった?ああ、そうそう外ヅラはよくしとかなきゃ。ほーら、なかよし家族ですよ。ああもう何泣いてるの?痛かった?自分で転んだんじゃん、うるさいなぁ。いやいや、なんだか、本当にごめんなさい。家族にサービス精神足りんかったね。でももう、笑顔でませんよ。使い切りましたよ。そうだ、もう寝よう。ね。そして、あしたもリピートリピート。

そんな感じの毎日で、狭い部屋、引きこもることのできない環境。書斎もない。描くことを忘れていました。

出産や結婚を機に、仕事を辞めたり変えたりする人は、少なからずいると思うのですが、それ以上に、自分の好きだったことを辞めてしまったり、封印してしまったりする人は、結構いるんじゃないかな、と思います。むしろ、何が好きだったのか何を心の糧にできるのか忘れてしまってる場合があります。うしはそうでした。
よく親は、「今だけだから、子どもはすぐ大きくなるから。」と言いますが、もちろん、経験者はそういうでしょう。喉元過ぎればなんとやら。
そう言う親に育てられた子どもの私から見たら、お母さん、いつもイライラしてましたやん。疲れてましたやん。お母さんの笑顔より、怒ってる顔の方が印象に残っていますよ。それは、育児と家事と仕事でへとへとだったからではないのですか。心も体も。
しんどい時に子どもに見せた顔は、本人は忘れても、子どもは覚えているのでしょうね。うしは決していい表情を多く見せてる方ではないので、そのことが心苦しいです。しかし、毎日ガス欠すぎて、本当に、できない。それが、悲しい。申し訳ない。

打開したかった。
普通になりたかった。
普通に子どもと接して、笑って、ご飯美味しいって食べて、夫にお帰りっていって、家族で話したり、ゲームしたり。バカなことしたり、一緒に調べものしたり。

「楽しい」と思う気持ちを取り戻したいです。
「こなす」毎日はつまらないです。

だから、絵を描きはじめました。
ふと、会社で描いた絵を同僚が爆笑してくれて、すごく、嬉しくなりました。
あ、こういうのいいな~
下手な絵でも、誰かがにやっとしたり、笑ったりしてくれたら、私は幸せです。
その後、子どもにうしが描いた絵を見せたら、なんかすごい笑っくれた。

日常の動きをしている時は、日常のことを考えて、いっぱいいっぱいになります。絵を描く時は、集中するので、そういったものがどこかへ行ってくれます。
好きなことをちゃんとして、人生を歩きたいです。あと、人生が半分くらいだと思うと、好きなことして生きた方が、安らかだと感じています。

今回は、家族を描きました

わい。

夫。夫は描きやすすぎてずるい。


4歳児長男。糸目。子どもはイラスト描いてもすぐに成長しよる。


2歳児。次男。笑うとかわいいのに睨んでくる。

基本的に、絵は好きなだけで下手なので。※腰を据えて勉強したことないから。
絵柄に統一性とかない。